釣果
クチブトグレ 25cm〜40cm 15匹、 ブダイ 35cm
12月も中旬ともなれば、いよいよ伊豆半島は寒グレ釣りシーズンに突入だ。水温は18度を切り、丸々太ったナイスボディなグレが引き味も食味も共に満喫させてくれる。体調管理とマスク着用、消毒など注意を払って釣行した。向かった先は静岡県下田市の須崎地区。ここは伊豆半島で吹く季節風に最も強い場所で、かなりの強風でも安全に釣りができる。
上がった磯は尾山。地磯ではあるが、陸から歩いては危険を伴うので渡船が安心である。竿はがま磯 インテッサ G-V 1.25号 5.0m。尾山は須崎地区の中でも口太グレの50cmクラスの実績がある。強烈な引きに耐えられる強くて、それでいてしなやかさと操作性のバランスが素晴らしいこの竿を選んだ。
釣り開始早々に磯際で35cmのブダイを釣り上げた。お刺身、鍋と冬場の魚として激ウマ。続いて25cmの尾長グレがヒット。潮が当てて左へと流れてしまう。沈み根があるため非常に釣りにくい。そこで、強風をまともに受ける場所になるが潮流を考えて釣り座を移動した。それが大正解!いつもはフグだらけで釣りにならない場所にもかかわらず今日はフグがいないようだ。
コマセが効きだすと、35cm〜40cmの口太グレが連発して釣れた。特に40cmのグレの時は、沈み根ギリギリにウキが見えなくなるまで入れ込んでアタリを取ったので、強烈な引きとそれをいなしながら、根にハリスが擦れないやり取りはしびれた。
信頼してがま磯 インテッサ G-Vの性能を活かしたやり取りができたからこそ取れた1尾と感じた。
水温が安定せず後半は思った釣果は出なかったが、水温が安定すれば須崎サイズと言われる重量があるボテッとした良いグレが楽しませてくれる寒グレシーズン最盛期となる。コロナ対策と防寒対策をしっかりとして、更なる大物を狙いに行かなくては!
タックルデータ
- ライン
-
リール 2500番 レバーブレーキタイプ、ライン 1.75号、ハリス 2号、ウキ 2B号
- エサ
-
オキアミ 9kg、配合エサ 3袋
塩田哲雄の関連レポート
-
2023-06-27
神津島の尾長グレ釣り(東京都神津島)
今まさに梅雨時期。梅雨といえば大型尾長グレ釣り最盛期である。この時期は伊豆諸島の大型尾長グレを狙うには絶好のシーズン。しかし、今年は計画を立てては毎回中止を余儀なくされてしまった。すでに3回も台風が接近して海上は大時化状 […] -
2023-03-29
寒グレ終盤の大型口太グレ狙い!(西伊豆・田子)
今まさに、伊豆半島の寒グレは産卵期をむかえている。50センチアップ、尚且つ2キロ越えのグッドなグレを狙うには最高のシーズンである。ただいつでも行ける訳ではなく、風が強く吹くと渡船できる釣り場が少なくなってしまう。私にとっ […] -
2022-07-14
大物ゲット、狙いはズバリ!
この時期ならではの釣りをと考え、会の仲間と南伊豆の妻良へと釣行してきた。少し前までは寒メジナを追いかけ、小鯖が多くなり出したタイミングでは小鯖をエサにスズキを狙って釣行していた。梅雨入り後は回遊魚のヒラマサ、カンパチ、シ […] -
2022-06-06
とりも獲ったり!大型ヒラスズキ
2日間の予定で南伊豆釣行を計画していたが、2日目に低気圧が通過して海は大荒れになる予報。日帰りで伊豆半島最南端の石廊崎へ釣行して来た。未だに5cm位の小サバの大群がコマセを撒くと上がる磯によっては集まって来るとの前情報で […]
磯(上)の関連レポート
-
NEW2024-12-18
三重県寒グレ初期で好釣果!(三重県度会郡南伊勢町贄浦)
私が所属する中部Gフレンズの例会に参加した。 釣行場所は最近好釣果の三重県贄浦(にえうら)の磯。ポーターなので最後に中部の若手のホープ宮崎くんとケイカイの磯に渡礁。 すぐ横の磯には同じクラブの仲間が渡 […] -
2024-12-02
紀東の寒グレシーズン開幕 (三重県南伊勢町古和浦)
11月ウネリ続きの紀東でしたが、波の落ち着いた22日に南伊勢町・古和浦の磯へ釣行しました。当日は西高東低の気圧配置、風が強い予報。船頭の勧めでカモメという磯へ。周りは浅く、普段はあまり乗せない磯です。とりあえず船着きから […] -
2024-10-23
三重の尾長グレ(三重県贄浦)
三重県贄浦和丸渡船へGFG仲間の榊原くんとグレを狙いに釣行した。渡船へ予約電話した段階では波があり湾内かもしれないと言っていたが運良く沖磯の高台へ渡礁することができた。この磯は口太、尾長の実績場だ。釣りを開始すると、やは […] -
2024-09-17
秋チヌを満喫!(大分県津久見市)
9月に入り秋チヌシーズン開幕となりました。今回の釣行は猪熊テクニカルインストラクターが船長である大分県津久見のIGマリンでGFG九州地区チヌ釣りチャンピオン戦が行われました。私は宮原インストラクターと一緒に役員として参 […]