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その他大会・イベント 2022
2022-07-11
大会結果
2022年7月10日(日)
富山県神通川
8:00~12:00
65名
鮎の総匹数(オトリを含む)で順位を決定。 同匹数の場合は重量の重い方を上位とし、 総重量も同じ場合はジャンケンで順位を決定
鮎友釣りの優れた技術と実績を持ち、友釣り界の将来を担う人材たらんとする釣り人が腕を競う「がまかつ鮎釣り登龍門2022」が、7月10日に富山県神通川で開催された。18歳から45歳までの65選手が、高速橋上流の左岸河川敷(富山空港の対岸)に設けられた大会本部に集結。若さと活気にあふれるムードの中、午前7時に開会式を迎えた。
「4年前から計画のあった大会ですが、悪天候とコロナ禍のために今回が初めての開催となります。選手の皆様にとって有意義な一日なることを祈念します」
がまかつの岩田峰旬大会委員長の挨拶に続いては、田嶋剛審査委員長から競技・審査の説明。競技エリアを定めずに、規定時間内に本部から徒歩で移動できる範囲内とすること、ゼッケン番号の若い選手からオトリ3匹を受け取り、ポイントに到着次第釣りを開始し、競技終了の正午までに本部前の帰着旗にタッチすること、勝敗は釣り上げた鮎の総匹数(オトリを含む)で順位を決定。同匹数の場合は重量の重い方を上位とし、総重量も同じ場合はジャンケンで順位を決定することなどが伝えられた。全員での記念撮影のあと、オトリを受け取った選手がポイントへ向かい始めたのは7時40分を過ぎたころだった。
天然遡上がまだ成熟しきっておらず放流ものの18〜20cmがメインターゲット。全体的に野鮎は散らずにかたまっているため、それを見つけられるかどうかが釣果のカギというのが近況だった。ただ、前日の雨のため水位は前日より20cm高くなっており、その影響が気になるところだ。
循環の釣りとも呼ばれる友釣りだけに、いち早く養殖から天然へとオトリを替えて展開したいところだが、水温が下がったのか野鮎の活性は低く我慢の釣りが続く。
時間の経過とともに水位は下がり、薄曇りの空からは時折日差しが照りつけるようになってきた。鮎の活性も上がってきたのだろう。10時を過ぎたころから、場所によっては続けざまに引き抜くシーンも見られるようになってきた。
11時30分ごろから審査会場に選手が戻り始めた。釣果に恵まれない選手が多いなか、流れがふたつに分かれている本部前の右岸の流れや、その上流、高速道路下周辺などに入った選手が22匹や25匹を持ち込む。場所ムラが激しかったうえ、よく掛かる場所でも身切れによるバラシが多く、ハリ合わせが難しかったようだ。
そして、競技終了時間が迫り上位は決定かと思われたが、最後にドラマが待っていた。
下流から15分かけてダッシュで戻ってきた内山聖成選手が曳舟からどっさりと鮎を出す。選手や役員が固唾を呑んで見守るなかでの検量の結果、31匹、1582gの大逆転で栄冠を奪取したのだった。
「神通川に来るのは今回が初めてです。昨日の下見で夕方に婦中大橋シモの右岸側の瀬で少し釣れたのと、昨夜の雨でダムが放水したので、上流よりも下流の方が影響も少ないだろうと考えて、朝イチから婦中大橋のシモの右岸に入りました。一番流れがきつくなる絞り込みにオモリを使ってオトリを入れて、日が差し始めた10時ごろから掛かり始めましたね。ハリは全の7.5号4本イカリと要R8号の3本イカリでした」と内山選手は振り返った。
準優勝の村上選手は弱冠21歳。九頭竜川をホームとし、本部対岸の瀬にてコンスタントに数を重ねた。
第3位の川内選手は鳥取県日野川をホームとしている。大会前日の下見から水位の変化を考え、当日は複合メタルの0.07号の水中糸にオモリを使った釣りを展開し、25匹の釣果をあげた。
「今回出場した選手の皆様には、選手同士SNSでつながって交流を深め、地元に戻ったら若い人たちに技術や楽しさを伝えてアユ釣りをもっともっと盛り上げてください」という田嶋審査委員長の言葉で大会は幕を下ろした。
※敬称略
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