釣種から探す
FISHING GENRE
製品カテゴリから探す
CATEGORY
MENU
製品検索
製品カテゴリを選択
ロッド
鈎
アパレル・ギア
釣種を選択
G杯 2019
2019-02-04
大会結果
第41回G杯争奪全日本ヘラブナ釣り選手権
株式会社 がまかつ
2019年10月20日(日)~21日(月)
茨城県 筑波流源湖
セット釣りの名手、天笠充選手(48・シード)がしっかり入れ込んで型を揃えG杯ヘラブナ釣り選手権史上4人目の2年連続、通算3度目の優勝を飾った。 「第41回G杯争奪全日本ヘラブナ釣り選手権」(株式会社がまかつ主催)が10月20日、21日の両日、茨城県八千代町の管理釣り場「筑波流源湖」で開催された。競技は山形県・千石の池、埼玉県・椎の木湖、滋賀・甲南へらの池など全国5会場の予選を勝ち抜いた30選手(シードを含む)が総重量を競った。 21日午後1時からの決勝戦は準決勝戦勝ち上がりの6選手が西桟橋東向きで2時間半対戦。強豪の天笠選手が途中、ライントラブルもあったが安定した釣りで26.0kg(36匹)釣り優勝。2位には関西のベテラン後藤田義臣選手(54・甲南へらの池)がグル宙で24.8kg(33匹)、3位には両ダンゴの高橋秀樹選手(48・椎の木湖)が24.2kg(30匹)で入り、それぞれシード権を獲得した。
「(優勝は)何度でも気持ちのいいもんですよ」。2日間の激戦を勝ち抜いて来たとは思えないほどの柔和な表情で、3度目のお立ち台中央に立った喜びを言葉にした。
ホームでもある昨年の清遊湖は特別の思いで挑んだが「今年は優勝までのプランはなかった」。釣り方は決まっている。メーターのセット。毎日変化する池の表情を読み取り「その都度、状況によってエサだったりウキだったりを合わせて」いった。初日の予選2試合でしっかり貯金し、翌日の残り1試合は「拾う感じで」状況を分析し、準決勝でエサの状態、ウキの動きから次のステップへの対応を見極めながら19.2kg釣る余裕の勝ち上がり。
決勝戦は「この池はエサで合わせる」攻めを導き出して挑戦。途中、ライントラブルもあったが200回超の打ち込みで26.0kg釣り快勝。「エサの調整だけに専念し、迷わず冷静に釣りができた」と振り返る。
総重量を競うためのアプローチ方法はさまざまあるが「その数が多ければ多いほど学ぶことになる」。掛け合わせも数あるパターンから1つに絞り「大風や嵐になろうが、真夏の炎天下といったどんなときでも一日中釣る」。当然「入った池で1番を取る」ことを目標に練習を欠かさない。
仕事をする上で大半の人は自分の武器を持っている。「釣りも同じ」で正解のプロセス、成功体験をすべて覚えて自身の引き出し増やしていく。本番では「1つの釣りだけにこだわってやって来た人は他にいない」という実績と自信が、その場で必要なものを1つずつ出していく。「自分の強みを作ることで決勝でしのぎを削り合うとき結果につながるのだと思う」。
G杯ヘラブナ釣り選手権は1979年(昭和54年・大阪府・よしま池)に始まり41回続いたなかで3連覇した選手はいない。それだけ次回に期待も高まる。会場が変わるごとに「どんなセット釣りのポテンシャルを探せるのか」難問が投げかけられるほど「面白くて仕方ない」と言う。決めた釣り方を20年近く通し新たな領域へ歩を進める。「私にはまだ知らない世界があります。申し訳ないけどずっと釣り続けます」。天笠選手にとって優勝はあくまでも通過点にすぎないのだ。
流源湖は桟橋と水面の距離があるので元々9尺の竿で釣ろうと思っていました。竿の選択は、昨年優勝していただいた「がまへら 天輝 12尺」を使ってみて、振り込みもよく掛けたときの曲がり、パワーなどが好感触だったことから決めました。「天輝を準備して優勝しよう」がプランでした。 9尺はしっかりした重みがあり、高級感あるザラついた握りはグリップ力もあって、水にぬれても滑りません。ある程度の太さがありますから細身に比べて一日振っていても疲れを感じさせません。流源湖の大型ヘラを釣るには持ってこいの竿です。 それに竿の名前がいいです。と言うのは今回、昨年優勝したときの服を着てきたように私は験を担ぎます。天笠の「天」と母親の輝子の「輝」を合わせて「天輝」。まさに「天に輝く」です。この竿はみんなに自慢してもいい竿です。これからも愛用し続けます。
流源湖は昨年優勝しました清遊湖に比べ魚が大きく「バラケ勝負」と思って「8号」を選びました。このハリは形状、懐部分のわずかなカーブがよく、エサ持ちのいいことが際立っています。昨年も話しましたが、掛かりやすさと抜けにくいなどの特質を持っています。軸は細いですが、大きな魚が掛かっても安心して寄せて来られます。見た目や手に取った感触以上に丈夫さがあります。アオリが強いときなどは8号が適していると思います。
「コム4号」は昨年も使いましたように、やはり万能のハリだと思っています。これまで実績も十分ありますし、今大会の釣りで改めてそれを確信しました。ハリ先は鋭く刺さりは申し分ありません。大きな魚が掛かっても折れるようなこともありません。普段は2、3、4号を準備していますが、4号は魚がたくさんいようが少なかろうが釣れてきます。ただ、流源湖では3号だと少し小さいです。今回も「コム4号」は選んだ信頼にしっかり応えてくれました。やはり頼もしいハリと言えます。
※フラシカット:2杯目より1杯ごとにマイナス1.6kg
※敬称略
2019年度 第41回G杯争奪全日本ヘラブナ釣り選手権 地区予選 清遊湖会場
2019-02-09
2019年度 第41回G杯争奪全日本ヘラブナ釣り選手権 地区予選 つつじ池会場
2019-02-08
2019年度 第41回G杯争奪全日本ヘラブナ釣り選手権 地区予選 椎の木湖会場
2019-02-07
2019年度 第41回G杯争奪全日本ヘラブナ釣り選手権 地区予選 千石の池会場
2019-02-06
2019年度 第41回G杯争奪全日本ヘラブナ釣り選手権 地区予選 甲南へらの池会場
2019-02-05