激戦区にて釣果を出し続けたこの8色はオリジナルにも追加された浅ダナや光量の多い時間帯はケイムラクリアボディーが効くイカメタルでの使い分けは「潮の速さ」。潮の遅い時はFタイプを用いて積極的に動かすリアクションの釣り。潮の速い時はオリジナルを用いてステイ多めが有効である。それ以外にもその時の活性に応じて「動の釣り」、「静の釣り」どちらがマッチしているのかを見極めて使い分けることで獲れるイカの数が大きく変わってくる。3本仕掛にオリジナル、Fタイプを装着しサーチするのも効果的最終テストは激戦区鳥取東部エリアで行ったランスを調整しつつ、僅かに外部に露出させたバランサーウエイトを用いてこの相反する要素の両立を実現したのがFタイプだ。イカメタル・オモリグ兼用のオリジナルタイプ、イカメタル専用ドロッパーのFタイプ。両者の個性を引き出して更なる1杯を手にして欲しい。259レスポンスと姿勢安定性の両立。イカメタル専用ドロッパー 近年、状況に応じてイカメタルとオモリグを使い分けるアングラーが増えている。言い換えれば、どちらかのみでは攻略できない状況が存在していると言える。カラーローテーションに加え、2.5号と1.8号を用いたサイズローテーションという新たな切り口で実績を積み上げているオリジナル1.8号だが、これに更なるチューニングを施すことで、ある条件下において抜群の釣果を出すことができた。それは「リアクション」が有効な時だ。ロングステイでは見切られる、短いステイが効果的と感じる時こそ、リアクションの釣りは有効だ。それは常にドロッパーを動かし続けるイカメタルが有利と言える状況である。動かし続けることで、一瞬の触りに対する僅かな変化を感じやすくなり、結果としてアタリを捉える確率が上がる。この時に大切なのは、ドロッパーのアクションレスポンスの高さと、姿勢安定性。そのため、全体の重量バオリジナルとFタイプはこう使い分けるなぜ、が生まれたのか
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