鯛テンヤに使うロッドは、ラグゼ桜幻鯛テンヤシリーズ。喰い込みのよさ、感度のよさ、誘い易さには定評がある。この日は、流れの急な瀬戸内海にあわせS78Hをメインに使用した。底面に設置されたボトムタッチバンパーなる凹凸は、着底感を高め、ヘッドの塗装を保護する役割がある。尾バネを取り、孫鈎をセットしてから、エビがまっすぐになるように親鈎を刺す。最後にワンタッチエビキーパーでエビを固定する。 レッド、オレンジはカモフラージュ系。ゴールド、蛍光オレンジ、チャート、ブラックグローはアピール系。一般的なテンヤとは違い、エントリーアングルを大きくすることで、初期掛かり性能を高め、即アワセに最適な鈎先角度がゼロアングル設計である。272ワンタッチエビキーパーとゼロアングルを搭載 「より攻撃的に、より使いやすく」をコンセプトに開発した『桜幻鯛テンヤTG』。 実はこのTGを製造する前段階で、鉛製ヘッドで試作を繰り返した。 様々な問題点を度重なる試作で改良し、ヘッド形状、ボトムタッチバンパー、「ゼロアングル」と名付けたフックセッティング、『ワンタッチエビキーパー』など、ユニークで妥協のない仕様に行き着き、『鯛テンヤTG』が誕生した。そして、ハイコストパフォーマンス仕様として『鯛テンヤⅡ』がこの度リリースされる。フォールスピード、着底感はさすがに鯛テンヤTGには及ばないが、バイトからのフッキングは遜色ない。よりスローに見せたい時、ヘッドのボリュームを生かして存在感を高めたい時などは鯛テンヤⅡのメリットを生かすことが出来る。鯛テンヤTG、Ⅱの使い分けでさらなる釣果アップを目指していただきたい。ゼロアングルとは「より攻撃的に、より使いやすく」をよりお手軽に!
元のページ ../index.html#86