がまかつWebカタログ_竿
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投げ竿の究極進化形態を追求するという命題を掲げ開発されたがま投げアルティメイトスペックは、現代における究極の投げ竿を具現化すべく、長い年月をかけて熟成されたモデルである。その結果、素材、全長、外径、ガイドセッティング、不等長先短設計など、すべてにおいて究極の仕様となっている。高強度高弾性カーボンであるTORAYCA®M40Xは、軽さや張りをもたらし、先端にいくほど節が短い不等長設計が、キャスト時の張り感に拍車をかけている。細身肉厚ゆえの風切り性能も加わり、最高のスイングスピードを達成したことで、全長を5㎝長くしてもしっかり振り抜くことができる。よって410cmの長さが、さらなる飛距離の向上につながっている。その一方で、すらりと細身に仕上げられた風貌には艶っぽささえ漂っている。この細身の投げ竿という流れを創り出したのは、これまでのハイエンドモデルであったがま投げアルテイシアであった。そのアルテイシアよりも、さらに細身設計にしたのが、このアルティメイトスペックである。無論、剛性に関しては通常の投げ竿同等の強度を誇る。そのうえでキャスト時の空気抵抗を極限まで減らした結果、がま投げ屈指のスイングスピードをなしえることが可能となった。追求した飛距離は、未開のポイントを切り開くための切り札であり、トーナメントでのあと1匹、2匹を引き出し、あるいは、荒れた海で沖へ逃げたキスを狙い撃つためのものだ。 本来はスイングスピードの追求がスリム化の目的であったのだが、徹底的に細さにこだわった結果、優れたオモリの乗せやすさや胴の曲げやすさを持つ独特のキャスト感を生み出すことになった。アルテイシアで培われた特有のキャスト感を継承し、昇華させる形で、アルティメイトスペックは誕生した。飛距離と同様に重要なのが感度。キスのアタリをとることはもちろんで素材一新。すべてが新しい、 がま投げ アルティメイトスペック投竿究極進化形態

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