がまかつWebカタログ_竿
19/110

(左上)飛距離と感度を追求した小径ガイドセッティング。(左下)アルティメイトスペックのように感度の優れた竿で鍛錬を積むと、仕掛のどの鈎にキスが食いついたのかがわかるようになるという(右)移動距離に釣果が比例するキス釣りでは、バランスに優れた竿がアドバンテージになる時にはわきに抱えてさびき、時には垂直に立てて巻く。変幻自在な攻めを可能にするのがすぐれたバランスと感度。アタリはもちろん、海底の底質、傾斜、ヨブ、流れを鮮明に表現するベテラン勢が多い投げ釣りシーンにおいて、モチベーションを向上させるものは何か。それは新しい刺激となる武器の入手にほかならない。がま投げアルティメイトスペックは、夢中でキスを追いかけた、あの頃の興奮と感動を貴殿にもたらす至高の存在となりうることであろう初採用となる不等長先短設計。穂先側へいくほど短い。細く美しい竿に仕上がっているが、投げたときの頼もしい張り感はTORAYCA® M40Xと元竿を長くした不等長先短設計がもたらすもの。「フルキャストしたときのアルティメイトスペックが持つポテンシャルは底知れません」あるが、魚種の判別や、底質、流れの有無、斜面の角度など、情報量が多いほどに高い精度のキス釣りを行うことができる。もちろん、200m沖での微細なアタリをとる能力はいうまでもない。「投げ釣りとはいえ、必ずしもフルキャストばかりするわけではない。キスは100mどころか50m以内の近距離にも密度濃く群れている。群れのたまる場所を効率よく攻めるのがトーナメントの技術」そういった状況下において重要視されるのが、キャスト精度と感度、そして、穂先の表現力になる。豪快なキャスティングシーンからは想像もつかないほど繊細で緻密なキス釣りにおいて感度のよさは、トーナメントにおけるアドバンテージになるのはもちろん、日常の釣りであったとしても強い刺激となり、それに比例して釣り味が増す。小さい身体からは想像もできないほどの小気味よいキスの引きを存分に堪能できる仕様といえる。「この竿は、えもいわれぬ存在感があり魅惑的である」究極の名を冠し、新しいギミックをふんだんに盛り込んだアルティメイトスペックは、大いなる驚きをもって迎えられ、今後のがま投げを牽引する存在になるに違いない。投げ釣り歴40年を超える矢野でさえ、夢中になれる投げ竿。それがアルティメイトスペックなのである。18

元のページ  ../index.html#19

このブックを見る