たかざと・さとし 「モンパチ」の略称で知られる人気ロックバンドMONGOL800のドラムス&ボーカル。愛称は「サッシー」。ライブツアーや収録などの合間を見つけては竿を出すフカセ釣りフリークで、2013年のG杯争奪全日本がま磯(グレ)選手権優勝。力強くてよく引く魚をこよなく愛し、スルスルスルルー発祥の地、地元沖縄では早くからこの釣りを楽しんできた。我夢者アルティメイトの4号で余裕をもって仕留めた。レギュラーサイズの75cmオーバーだ潮変わりのチャンスにとらえた7kgクラスのブリに笑みがこぼれるタモがみえても抵抗するパワーを持つヒラマサ。ここから再び激走するシーンも大あり細身肉厚設計の強靱な粘りがブリの疾走を力強く受け止める。ラインを出さないフルドラグで勝負“磯のダンプカー”の異名を取るハマフエフキ。スピード、パワーともに申し分なし。沖縄名“タマン”、高知では“タマメ”と呼ばれる 手に持つのは、がま磯きっての剛竿、新生した『我夢者アルティメイト』。まだ見ぬ大物と対峙するということをコンセプトにした夢のあるロッドだ。 剛竿を思い切り絞り込んでヒラマサの引きを止めにかかるが、その都度太いラインがドラグを効かせているリールから引き出される。まさに怪力ファイト…。 というシーンでわかるように超細身肉厚仕様であるNEWロッドのバット部の粘りはすごい。ヒラマサの引きを受ける支点が止まることなくスムーズに移動するように設計されている。だから強引なやり取りでも従来のロッドに比べると格段に楽になった。体力に自信のないアングラーでも十分に引き味を楽しめることだろう。 城島はロッドの強い粘りを武器にヒラマサの激走をかわしてジワリ、ジワリと寄せていく。だが、油断禁物。ヒラマサは海面に姿を見せても反転して突っ込む。そこは巧みなロッドワークとロッドの粘りとリールのドラグで回避する。 力みなぎる攻防の末、ヒラマサは軍門に降った。まさに“弾丸ライナー”であった。力対力でねじ伏せるパワーフィッシングでは頑丈なタックルが不可欠だ。ターゲットたちは大型魚でスピードがあり怪力の持ち主なのだ。そんな熱きファイトに城島健司と髙里悟が挑んだ。相棒は新生した最強ロッド…まだ見ぬ大物と勝負… 夢あるロッドが最大の武器 [長崎県五島列島]5強靱なバットが主導権を渡さない怪力ファイト
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