GAMAKATSU FISHING GEAR CATALOG 2024_鈎
2/119

▲貫通抵抗ナノスムース通常の表面処理コートナノスムース通常の表面処理コートテーパー部先端部(実用新案登録済)従来品ナノスムースコート<貫通力の比較>テーパー終端部184タイトシャンク/タイトウェッジ衝撃や負荷に対し3本錨、4本錨の形状維持能力を極限まで高めるために、がまかつが行き着いた答えがタイトウェッジとタイトシャンク。ひとたび錨を組んでしまえば、まるで組み合わされたブロックのように強固に形作る。タイトウェッジは背側に幅広いフラット面があり、3本錨、4本錨の両方に対応する。タイトシャンクは、4本錨専用設計が鈎軸90°に、3本錨専用設計が鈎軸120°に加工されており、錨にした際に隣接する鈎軸の側面同士が支え合うことにより鈎回転を抑えることができる。スパットテーパー釣鈎の中でもっとも小さな力で刺さり込む鈎が鮎鈎。なぜ、刺さりがいいのか? それは鈎先部分が極めて細く長く鋭いことによる。鈎先成形の際、鮎鈎のように尖らせる部分をふつうの鈎よりも長くとることをロングテーパー成形といい、鈎先部分の角度がさらに鋭角になる。鮎鈎に匹敵するロングテーパーをエサ釣りの鈎先にも施し、貫通性能を極限まで高めたのが、スパットテーパーである。ナノスムースコートナノスムースコートはフッ素樹脂コートのひとつ。もっとも摩擦係数の少ない物質により、摩擦ゼロ感覚の刺さりを実現する。また、これまでの表面処理に比べ、鈎先の先端部分の鋭さを残すことができるため、従来品に比べて2倍以上の刺さりやすさとなっている。ブイ・ヘッド一般的な鈎にハリスを結んだ際の結束強度は、明らかに直線強度よりも数値が下がってしまう。この強度を高めるためにどうすればいいか? 結んだハリスがズレず、潰れなければ結束強度は増す。そこでがまかつはタタキ周辺にV字型の溝加工を施し、結束した際にハリスを軸のセンターに固定するブイ・ヘッドの開発に成功した。ブイ・ヘッドにはハリスの潰れを防ぐ効果もあり、結束強度が確実にアップする効果があり、ハリス性能を最大限に引き出せる。トップレスコート/マイクロトップレスコート絶大なカモフラージュ性能やアピール性能を持つカラー鈎だが、塗料が鈎先までおおってしまうと本来の鈎先の鋭さを発揮できない。そこで鈎先の鋭さを高めるために、鈎先に塗料がのらないコーティング法がトップレスコートである。さらに、激スレの魚たちをだまし、ショートバイトをものにするため鈎先0.5mm程度のみを露出させた特殊コーティング法がマイクロトップレスコートである。ナノポイントナノポイントは鈎にカモフラージュ性能をもたせ、鈎先だけにナノスムースコートを施す、がまかつ独自の特許技術。これにより警戒心の高いターゲットへのステルス性能を発揮するカラー鈎でありながら、異次元の貫通性能を実現した。ナノスムースコート同様、従来品の2倍以上の刺さりやすさとなっている。

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る