へ正確にサシ■を投入でき、食わせるタイミングで仕掛けをきっちり張ることができる。この海域につきものの強風下でも問題ないね」 ワンピースロッドさながらの曲がりと粘りは、スレッカラシを食わせるために欠かせない2.5号や2.75号のハリスも安心して使えるという。「ロクマルともなると泳ぐときの体の振り幅が大きいので、最初は竿が叩かれるんよ。硬い竿とか曲がりの途中で硬さが変わる竿だとパンパンと竿が弾いてしまって、ちょっとテンションが緩んだ瞬間に走られる。それでハリスを切られるんやけど、アテンダーⅢは叩かれてもゴムのようにすぐに戻ってテンションが緩まない。だから、思い切り走られないし切られない。不意の大物にも余裕がある竿やね」9抜群の操作性がチャンスを増やし滑らかな曲がりと復元力で大物を逃さない 四国西南部、高知県宿毛市沖の鵜来島はデカ尾長の聖地として知られるところ。姫島との間に浮かぶ水島群島をメインステージに、アツきグレ師のドラマが繰り広げられる。連日攻め続けられるここの尾長はスレッカラシ。マキ■に浮上するデカ尾長を目で見て狙いを定め、巧みに仕掛を操作してサシ■を口にした瞬間をとらえる電光石火の掛けアワセが求められるのだ。 そんな鵜来島で毎年ロクマル尾長を仕留めている西森康博の最新ウエポンが、がま磯アテンダーⅢ1.75号5.3m。「穂先が短い先短設計で、胴調子ながら先調子のような操作性なんよ。狙ったところアテンダー尾長グレ60が悠々と泳ぐ聖地・鵜来島アテンダーⅢ 1.75号という選択肢
元のページ ../index.html#10