3つの新戦略 林の釣りの組み立ては、展開の早いミャク釣りをベースにイケスの手前から中央へとポイントを変えながら探っていく。 最初に手にするのは「攻めさぐりB」だ。3.3mというレングスは足元や中間距離を狙うのには絶妙の長さといえる。まずは垂直方向に沈降速度の速いネリ■で様子を伺う。モーニングで活性の高いマダイを狙うのには常套手段といえる。 足元や中間距離を探りきると、次に手にしたのは「くわせロングB」だ。4.0mというレングスはイケスのど真ん中とまではいかないが、中央付近を十分に狙える長さだ。しかし、竿が長くなると繊細な誘いや掛け合わせなどは難しくなってくる。そのため違和感なく食い込ませて釣る戦略に切り替えていく。そしてミャク釣りで届かない最後の聖域を釣るのが「誘い万能S」となる。スピニングモデルでウキを用いて中央付近を狙う。その場合、■を自在に操れる操作性のよい竿先が必要となってくる。積極的に竿先を動かして誘って食わせる。アルティメイトスペック「攻めさぐりB」にはシラサの動きも察知できる先径0.8mmの繊細なカーボンソリッド。「誘い万能S」にはエサを自在に操れる先径1.0mmのカーボンソリッド。「くわせロングB」には違和感なく食い込ませる柔軟な先径0.9mmのカーボンロングソリッドを搭載し、それぞれの釣り方に特化した。「攻めさぐりB」と「くわせロングB」は、シリーズ初となるベイト専用モデル。竿とリールをしっかりとホールドできるダウンロック式のトリガー付きリールシートを採用。青物の強烈な引きにも安心して対応できる。「攻めさぐりB」は、継ぎ竿にしてスパイラルガイドセッティングを採用することにより、ベイトリール使いの弱点であったガイド絡みを低減。これによりPEラインも格段に扱いやすくなっている。13刻々と変化する状況に3本の竿でシームレスに対応させる アドバンテージを発揮するワケが
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