トーナメントスタンダードフックの最有力形状は鈎先と軸を0.1㎜単位で微調整した10を超えるパターンから厳選。その最適解はオリジナルCueから鈎先・軸長ともにわずかに短くする形と導き出した。鈎先が短くなればフトコロは広くなり、鈎先が魚体に触れやすい。また、広いフトコロにより鮎の身を大きくとらえることで、掛かった後の身切れによるバラシも軽減させる効果がある。「Cue SPECIAL」は茶鈎である。ナノスムース採用の鈎に比べ茶鈎は接着剤が効きやすい。廣岡は市販の完成錨を使わず鈎は自分で巻く派。「茶鈎はやっぱりさくさく巻ける」と話す。スペシャル226
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