GAMAKATSU FISHING GEAR CATALOG 2025_ロッドカタログ
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しているのが一番の特徴だが、価格が抑えられていることも魅力のひとつ。大鮎の釣りを始めてみたい人にこそおすすめの最初の一本である。 一般的に竿は短くなるほど張りが強くなり曲がりにくくなる。細かいオトリ操作は得意だが、掛かった後にためが利かずバラシに繋がることも多い。しかし、パワーRは8mであっても負荷を掛ければしっかりと曲がり込み、鮎を止めてくれる。 現在の鮎釣りシーンでは大鮎であっても返し抜きよりもキャッチングで取り込まれることが多い。そのためパワーRはキャッチング重視の設計となっており、返し抜きが得意なパワースペシャルシリーズとは少し性格が異なるが、返し抜きができないわけではなく、釣り人の意思に対して忠実に動いてくれる竿である。 竿が破損する理由には魚の大きさに見合った適正な竿を使っていないということもある。近年は全国的に鮎の遡上や生息数が少なく、大きく育ちやすいためか、釣れる鮎が大型化している河川が多い。シーズン後半には早瀬クラスの竿では心もとないサイズが掛かることも増えてきた。解禁から禁漁間際まで一本の竿で通すのが難しくなりつつある。 パワーRは竿先に高強度の次世代カーボンであるTORAYCA®M40Xを採用し、元上付近を肉厚化することで強度を確保 パワーRのラインナップは引抜早瀬90、引抜急瀬80、同85、同90、同93、引抜荒瀬90と細かい。その理由は全国各地の河川規模や魚の重量などあらゆるシチュエーションに対応するためだ。 引抜早瀬90は細身で軽量のため誰でも扱いやすい。早瀬といえど25、6cmクラスは抜き上げ可能なのでパワーゲーム入門にはうってつけだ。 引抜急瀬80はパワー系ショートロッド。短い分取り回ししやすく疲れにくいばかりか強風時でも快適に釣りができる。釣り人からの要望が多かった画期的な一本である。 引抜荒瀬90はパワースペシャルシリーズに近い設定。28cmクラスの振り子抜きも可能で、尺鮎にも対応できる。10がま鮎史上最高の耐久性。誰でも大鮎に立ち向かえる しなやかに大鮎の引きを受け止めるパリアルを採用し、従来の素材や技術ではワーソニック、尺鮎をも引き抜けるパワーなし得なかった耐久性と操作性の両立がスペシャルに次ぐ第三の大鮎ロッド、『が高次元でまとめられている。ま鮎パワーR』が誕生。 大鮎釣りでは竿が破損することが多い。 革命を意味するRevolutionがその名その理由の多くは引き抜きの失敗によるの由来である。コンセプトは耐久性が高く、過度なねじれだ。また、転倒など普段立ただれもが使いやすいパワーロッドだ。ない強い流れでのアクシデントも起こり 尺鮎を引き抜ける銘竿であるパワースやすい。だが、大鮎ねらいや急流での釣ペシャルから受け継がれた調子と張り、りに不慣れな人こそパワーRを使ってほ流れの中から鮎を引き抜くための力強さしい。竿の扱いに臆することなく大鮎をに加えて竿そのものの耐久性もパワーア引き抜くというこの釣りの醍醐味を楽しップさせたパワーR。最新のカーボンマテめるはずだ。正統なる本格派パワーロッド

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