いつかは超えてみたい飛距離。だが、究極の名を冠し、TORAYCA®T1100GやTORAYCA®M40X といった最新の高強度素材で武装したカゴアルティメイトシリーズが登場したことで飛距離150mさえ現実のものとなった。 とどまるところを知らない釣り人の欲求とがまかつのチャレンジ精神が合わさり、前人未到の160mへのチャレンジが始まった。幸い国内屈指のコンペティター達から正確なアドバイスを頂き、幾度も現場でトライ&エラーできたことで、完成への道のりは決して遠いものではなかった。 行き着いた長さは6.4m、号数4.2号。一目でわかる進化は、リールとバットガイドの距離が長いこと、そして、バットガイド径が大きいこと。これによりキャストの際にラインを安定させることができ、また、今までよりも腕を開いたキャスト姿勢が保てるようになったことで、力の伝達・ラインの放出がスムーズになった。 もちろん、シリーズの特徴である細身・肉厚のコンセプトは踏襲され、必要な反発力のみを抽出。ロッド全体がベンドカーブを描くことで、放出されるカゴにあますことなくパワーを伝え、かつ、無駄な反発を除去したことで、バックラッシュを防いだ。練り上げるたびに飛距離は伸び、夢の160mは現実となった。カゴアルティメイトスペックB42-64は、無論、キャスティング競技専用モデルではない。実際の釣り場において、飛距離は絶対的なアドバンテージになる。ロッド全体でパワフルにパワーを搾り取る能力こそ、この竿の最大の武器。真鯛はもちろん、ブリ・ヒラマサをはじめとした大型回遊魚を相手に、その性能を余すことなく釣り場で体感してほしい。8両軸遠投カゴ釣り
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